カザフスタン、
KASHIWA Daisuke
さんに連れて行ってもらいました。
無事に本番も終わりまして
そのあまりの音楽の斬新さに
KASHIWAさんは次の日、地元のメディアに
「CRAZY DJ KASHIWA」とかかれていたそうです。
ある意味最上の褒め言葉ではないでしょうか。
*
一日目はアルマトイ、
音楽学校の立派なホールで演奏でした。
この日のために照明やステージもセッティングされて立派!
ただ、トランス(変圧器)がなく
あと借りるはずだった生セロも手配が遅れており
KASHIWAさんも僕も音出せなくね?!という状況で
ライブ自体が危ぶまれましたが
トランスは対バンがやっている間に届き、無事間に合いました。
結局セロは、そこの音楽学校の生徒さん?が貸してくれて
しかも終わった跡、セロのボディに油性ペンでサイン入れてって言われて
ケースとかならいざ知らず
さすがに、自分も楽器本体にサインするのは初めてだったので
何度も問いなおし、そして滅茶苦茶緊張しました。
二日目はシムケント、
この日は、僕らを呼んでくれた主催者の男の子のお姉さんが
デザイナーをしているブランドのショーでした。
会場もハイソ、お客さんもハイソ、
カザフスタンの超上流社交界をかいま見た感じでした。
しかも衣装で着た服、プレゼントしていただきました…。
*
個人的には飛行機から、天山山脈を見れて
さらに、空き時間に麓まで連れて行ってもらえたことがとても嬉しかったです。
地球の屋根ですかあれが!!
7000m級、遠くからでも凄い存在感。
富士山の2倍以上の高度…。ただ絶句。
ウィンタースポーツも盛んなようで、近年冬季オリンピックもあるとか。
ちょうどカーリングの大会をしてたみたいで
帰りの飛行機、日本代表の方々と一緒でした。
*
これでもうダイアリイを終わっても良いんですが…
今回、自分がありえないミスをしてしまい…
それも報告せねばなりますまい…
実は自分、パスポートに不備があり、当日出国できませんでした。
不備っていうか、古いパスポートを持って行ってしまい(?!)
チェックインではねられました。
敗因は
去年モロッコ行ったときにパスポート新しくしたんですが
帰国後、古いのと新しいのを同じ引き出しに入れてたみたいで
古いのを掴んで家を出てしまったという…
うう…
それに気づいたときには
髪の毛が逆立ったというか、オカッパが浮いた感じしましたよね。
あ〜なんか古い写真だな〜大学生の時か〜
…
…ん?
去年作りなおしたんじゃなかったっけ…
?!?!?!?
「いつから新しいパスポートだと錯覚していた?」
ありのまま今起こったことを話すぜ…
『おれはパスポートを持ってきたと思ったら古いパスポートだった』
な…なにを言ってるのかわからねーと思うが(以下略)
バイク便とかでももう無理な時間帯で
その後
KASHIWAさんと通訳の方がゲートに消えて行くのを見送った時は
結構死にたくなりましたよね。
自分のライブならいざ知らず、人様のサポートでこの失態…
しかし、主催者の方が次の日の便を取りなおしてくれて
無事に、ライブの一時間半前には現地の空港に着けました。
その、ライブに間に合うかどうかという
成田ーアブダビーアルマトイ
この20時間弱は、人生でもワースト3に入るくらい自己嫌悪の時間でした。
あと、自分を落ち着かせるために
この仙○先輩の台詞をずっと頭に思い浮かべてました。
とりあえず会場についたらジャパニーズDO/GE/ZAをフライングで決める気でしたが
KASHIWAさんが、今それどころじゃないから早く準備してねっていう
優しい視線を送ってくれたので
すぐにライブに取りかかりました。
大変…大変すいませんでしたッッッ!!!
*
…。
失敗はさておき、演奏は
個人的にはとても納得のいくアレンジができたと思います
(説得力無いー)。
今回メインで演奏したのは
KASHIWAさんのファンの方はおわかりになるかと思いますが
走れメロスを音楽にした曲(?!)と、
某車CMの曲です。
某車CMの方は、自分もそれを買うとき見ていて
特に車にこだわりのない自分なので
(セロが積めて、あとは雪道を走れればいいかなくらいで)
割と決め手になったカッコイイCMで
まさか自分が弾くとは…という思い入れの深い曲になりました。
日本でも再演の機会があればいいなと思いますので、
今後もKASHIWAさんとのコラボにご注目ください。