<8/18追記>
少年展、演奏会のご予約は満席となりました、
ありがとうございます。
ご来場の方には、通常のCDに加え
青い月の鏡がおまけに付きます
(通常の販売では付かないそうです)。
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連休中ご来場いただいた方は
すでにお聞きいただけたかと思いますが
今回の僕の展示(展示というか楽曲ですが…)の解説を、少しだけしたいと思います。
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『双子の星は歌い、全ては流転する/パンタレイ』
同一の旋律を時間差で始めることで
美しい楽曲になるカノン形式に
無垢なる双子の星が歌う情景を託しました
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こちらが展示の説明書きです。
『双子』というテーマを聞いてから
カノン形式の楽曲を作りたいなとずっと思っていました。
いろんなカノン形式がありますが、今回は一番シンプルな
一つのメロディを2人がずらして弾くと美しく響く
いわゆる輪唱でしょうか。
ただ、中々ぴったりする感じで曲ができなくて
コードから作ったり、楽譜を書いたり
僕としては珍しいやり方で試行錯誤していました。
しかしうまくいかず、
納品まであと一週間…というところで
永井さんの演奏会で関西に行き、
一度全部忘れて東京に戻ったのち
思うがままに弾いて録音し、採譜し
セロを重ねたところ
思いの外綺麗な和音になりました。
それを特急で録音しまして、無事に間に合った…というわけで
やはり僕の場合は、理論先行でない方が
ぴったりくる曲を作れるようです。
ただ、若干不安だったので参考までに
パッヘルベルのカノンも、一回詳しく見てみましたが
数カ所、音が当たるとか、コードから外れるとかありましたけど
あまり気にならず、理屈よりも響きを優先すればいいんだなと勇気をもらいました。
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あとは今回のCD、主催のサヨチさん、ネイチさんのご好意で
過去の少年展の曲も入って、3曲入りですので
常連の方も、リピーターの方、
また演奏会にいらっしゃれない方も、
会場でCDだけ扱ってもらっておりますので
是非、何卒よろしくお願い致します。
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<本文>
まだ先だから…と思っていたら、あと数席で締め切りというご連絡を受け(ご予約ありがとうございます!)
慌ててダイアリイを書きました。
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2016年10月15日[土]
開場…18時00分/開演…18時30分
料金…2500円(CD/おまけ付)
出演…青月泰山[セロ]
場所…ギャルリー・ジュイエ
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おまけを作っていただき、それが大変豪華で
便箋、青い月の鏡、シールなど、似て非なる月のセットです
(※画像はイメージです。色などが異なる場合があります)。
特に鏡は、通常の販売用にはつかず
演奏会のみということです。
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少年展、気づけばもう5回目のイベントで
毎回テーマがあり、各作家の方がそれを表現し
僕自身も1ファンとして、いつも会場にお邪魔するのがとても楽しみです。
今回のテーマは
【Twins~対なる身体~】
楽曲としてこのテーマを表現すべく
これまでにしたことがない技法の曲を作っていまして…
まだタイトルもつけられていないので、中身はもう少しお待ちください。
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あと、今回で少年展は一旦最後とのこと(?!)。
ネイチさんサヨチさんこれまでありがとうございました&お疲れ様でした。
最後だからというわけではありませんが、今回のご来場特典のCDには
今回書き下ろしの双子曲と、過去に少年展に出した
南十字の虚孔/ゼロ
久遠/エタニテ
アルバム未収録のこちらの2曲も入れてお渡しします。
通常販売や、通販用ではどうなるかわかりませんので、是非当日。
お待ちしておりますね。