これまで演奏してきたクラシック曲や外国民謡に加えオリジナルの新曲も4曲を書き下ろし。
基本はセロとヴァイオリンというシンプルな編成なだけに生の弦楽器の美しい音色を感じられるかと思います。
弓が弦を擦る音、指が指板をつたう音までそのまま閉じこめました。
装丁画は画家である黒木こずゑ嬢
[Link] に、テーマ『白鳥の夢』を書き下ろしていただきました。
その精密な筆運びと繊細な着色を活かすため校正を重ね、
しっとりとした上質な光沢感が特徴のマットコート紙を使用した紙装丁になっております。
また、同じく紙質にこだわったポストカードをセットにいたしました。
装丁画を一枚絵として見ることができます。
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一度つがいとなった白鳥は
二度と、その比翼を崩すことは無い、という。
死が二羽を分かつとき
白鳥が見る、儚くも美しい夢とは⋯。
楽曲、コンセプト、容姿、全てにおいて
絶対的な美しさを有する
比類無き弦楽二重奏、【青い月と赤い薔薇】による第一小品集。