青誕祭、後刻。

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青誕祭2016
お越しくださった方、ありがとうございます。
今年も無事に終えることができました。

台風でのキャンセル連絡もあり
集客も密かに危ぶんでおりましたが
蓋を開ければ、例年のように多くの方に足を運んでいただき
ありがとうございます。

当日は夕方まで晴れていましたが、
水湖淵にまつわる雨や水の曲を多くしたせいか
終演後雨が強くなってしまい…無事に帰れましたでしょうか。

また、郵送、当日で
プレゼントやお手紙をくださった方も
本当にありがとうございます。

9月、10月と演奏会が幾つかありますので、またお会いしましょう。
どれも特別で、とても楽しみです。

雪山、沙漠とシビアな旅が続いたので
「遠雷、慈雨。」の歌詞ではないですが

冬は春、雪は雨に変わりて
凍えた魂を 溶かすの

寄せる波、返す波に揺蕩い
乾いた魂を 満たすの

次作、水湖淵は全体的にゆったりとしたテーマでやりたいと思い
それもあり今回の青誕祭では、今の3○歳のそのままの自分(なぜ伏字?)
メイクもせず、オケも使わず
素顔で、セロ一本でできることを考えてみました。

特に、主旋律しか出せないセロによる長時間の演奏は
他の場所ならもしかしたら成立しなかったかもしれませんが
ソノリウムならではの、静謐な、教会にも似た空気の中で
何か、伝わるものがあったら、僕としては嬉しいです。

後半は、いつもの世界観の中で
『月の沙漠の最果ての』の後日譚のような物語を読みました。

長尺の物語は、演奏会でやるのは難しくなってきたので
小説のような形式で、ちゃんと読み手のペースで読める形にしたいと思い始めて
ちょっと、来年に向けて準備をしようと思います。

<前半>

南十字の虚孔/ゼロ
(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より)

雪解け月の円舞/ワルツ

花散り月の輪舞/ロンド

どこから来て/ソルジェンテ (新曲)

水無し月の墓標 /フューネラル (新曲)

遠雷、慈雨/ピエタ (新曲)

 

<後半>

そこにはなにもない蒼穹/ラズワルド

砂上回廊/コリドー

三日月、獅子の鉤爪のような/シャムシール

朗読
「星降る沙漠にて」(新作)

どこかに泉を隠しているから/オアシス

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あ、あとこちらのフライヤーが少し在庫ありまして
ご希望の方がいれば
このフォームから申し込みください。

ライブお申し込みページになっておりますが
フォームだけを利用するので
「青誕祭2016」を選んでいただければ大丈夫です。

※9/4で締め切らせていただきます。

次作、水滸淵のイメージにもつながっております…是非。